前向きになれる時

前向きになれる時と、
なれない時がある。


日々の生活の中で、
あれをしなくちゃいけない、
これをしなくちゃいけない、
と、目の前の仕事をやっつけていく生活をしていると、
そのことに心がとらわれて、
仕事の効率が落ちたりする。


そうすると、
自分を肯定的にとらえられなくなって、
前向きに物事を考えられなくなる。


こういう時は、
自分自身で考え方を変えていくことは難しくて、
外からの刺激があると、
前向きになれたりする。


今日、NHKホンダジェットの開発秘話がやっていた。


同じモノづくりの人たちだけど、
規模も、
社会的な意味合いも、
僕のものとは比べ物にならない。


悩みぬいて、
困難に立ち向かっていく姿に、
とても感動した。


なんだか前向きになれた・・・。


前向きになれるきっかけは、
なかなか自分の中には見つけられない。


前向きになれないときは、
自分で悩んでいても解決しないで、
そういう時は人を頼っていいのだということ。


一人になると、
誰かに支えられて生きているということを忘れてしまう。


誰かに支えられてるとか、
支えてるとか、
気が付きづらいことに気が付けること・・・


町の中で梅の花が咲いた、とか、
今日は生暖かい風だ、とか、
今日の月の形はこんなだ、とか、
そういう変化に気が付けたり、
そういう変化に耳を澄ますことができる生活こそ幸せ。


前向きにさえなっていれば、
こういう変化に耳を澄ます余裕もあるのだと思う。


そうやって歳を重ねたい。


ぼちぼちマイペースで。