2010-01-01から1年間の記事一覧

新しい年を迎えるにあたって

この時期につい思ってしまうことは、 来年は、 今年よりも良い年にしたいと思うことです。 ですが、 この1年間を乗り切ることができたのだから、 「今年」 も、良い年だったのだと思います。 つまり、 来年は飛躍の年にする・・・ と、いう言葉をよく耳にし…

遊行寺の大銀杏

時宗総本山、遊行寺という寺があります。 http://www.jishu.or.jp/ そこには、 とても大きな銀杏の木が在り、 毎年沢山の葉をつけては、 豪快に紅葉をします。 この銀杏の巨木が僕は大好きで、 「不折の花火大銀杏」と名前を勝手に付けました。 (ふせつのは…

過大評価も過小評価もしない人

過大評価をされるということは、 必要以上に期待をされてしまい、 自分の力を発揮することが難しい時があります。 (また、 他人(相手)を過大評価する人は、 その過大評価の対象におべっかを使ったりする人もいて、 おべっかを使う以上、 過大評価をする人…

大は小を兼ねるのか

「大は小を兼ねる」 と、いう諺(ことわざ)があります。 大きいものは、 小さいものの効用も併せ持つという意味です。 小さなものを選択するよりも、 大きなものを選択した方がよい、 と、いった意味合いで、 日常的に使われる言葉に思います。 ですが、 小…

ハンバートハンバート (曲紹介あり)

ハンバートハンバート 『アメリカの友人』 久しぶりでもありませんが、 曲を紹介いたします。 ハンバートハンバートです。 どの曲も良くて、 歌も上手で、 とても好きです。 国語 http://www.youtube.com/watch?v=dp7_SmZy_VQ&feature=relatedおなじ話 http:…

食について −失ってわかる健康のありがたみ−

病気やケガをすると、 今まで感じていなかった所に不自由があることが分かります。 例えば、 足をケガしたとすると、 普段何気なく上り下りしていた階段が障害物になり、 エレベーターを設置している施設のありがたみ、 逆に、 エレベーターの無い施設の不便…

人生は死ぬまでの暇つぶし

「人生は死ぬまでの暇つぶし」 と、いう言葉があります。 楽観できなかったり、 境遇により、 共感出来ない人もいるかもしれませんが、 個人的には、 この言葉に共感を覚えます。 なにも悲観主義を批判するわけではないですが、 悲観=ネガティブ、 楽観=ポ…

全て同じ色に見える

世の中のモノ全て同じ色に見える。 無感動。 ボーっとして、 いつの間にか時間が経っている。 楽しいことが楽しくない。 美味しいものが美味しくない。 静かな音楽がうるさい。 ・・・そんなこともあるかもしれません。 いらいらしてしまうかもしれません。 …

Over the night

不安で眠れない日が続いたり、 明日が来るのが億劫だと思ったら、 それは、 少し体と精神が疲れている証拠かもしれません。 今までに無い症状であれば、 あるいは、 病院での診察が必要かもしれません。 それは、 無理をせずに、 休めというサインなのかもし…

死にたい 人へ

自殺は自分自身に対する殺人だ、と、いう記事を読んだことがある。だが、これは間違いだと思う。 自殺したいほど辛い人に、殺人だからやめろということだろうか。そんな簡単なものではない。 そもそも、殺人は憎悪が込められ、自分にとって対象の価値が無い…

朝の豪雨から晴天

晴天の霹靂という言葉はあるが、 逆はなんて云うんだろう。 台風一過とかは聞いたことがあるけど。 豪雨で冠水したりしてたのに、 その2時間後には、 みごとな晴天になった。ふと、沖縄にいるような錯覚に陥った。 水蒸気の匂い、 ムシムシする湿度、 生温…

以前の日記(2009年2月の心境)。境遇について。

死を受け入れることを人間はできないのか、 そんなものは涅槃の境地であるのか、 それには答えはない。 人は生まれ、そして死ぬが、 生を持った者の思考は千差万別である。 あらゆる境遇があり、死に対する価値観は異なる。 経済的に富める国、そうでない国…

薬の適正量とある程度の患者責任

メンタルの病気において、 病気の状態を見極めた上で、 薬の種類を選択し、 さらに、 薬の量を決定することは、 臨床を重ねた精神科専門医でも難しいと言えます。 まずは、 自分の症状に合った薬を選択して、 症状の重度を見極めた上で、 適正量の薬を処方し…

我未だ木鶏たり得ず

「我未だ木鶏たり得ず」 「われ、いまだ、もっけいたりえず」 大横綱、双葉山の言葉です。 私はまだ木で造られた鶏のように、 穏やかな心では居れなくて、 実際の生きた鶏のように、 頭に血が昇りやすくなってしまい、 心に隙があるかもしれない、 と、 いっ…

いのちの電話

いのちの電話をご存知でしょうか? 実際、 僕もかけてみたことが有りますが、 その時は時間外でかかりませんでした。 「なんだ、あんまり意味ないなぁ」 と、思ったりもしましたが、 24時間相談に応じるところも少なくないそうです。 なので、 主要ないの…

孤独の中の咆哮

死ぬことが生きる道だった。 一見矛盾しているような言い回しのようだが、 実際、 毎日どのようにすれば死ねるか毎日考えていた。 もう、 生きているのが辛くて、 死んだ方が楽だと思っていたから、 このように考えるようになっていた。 ただ、 何回か本当に…

「元気」に代わる幸せは無いかもしれない

僕は、 自分に子どもができたことがないので、 正確には理解できなけれども、 自分の子どもには、 どんなに成績が優秀でも、 運動神経が優れていても、 どっちが無くても、 または有っても何でもかまわないので、 なによりも、 元気にしていてくれることを望…

「参考程度にしてください」

真面目な性格な人ほど、 自分の意見を強く主張しすぎて後悔したり、 また、逆に、 他人の意見(目上の人等)に対して、 何とかして自分が、 その意見に応えられるようとするケースが多い気がします。 ですが、 自分が言う意見等のアドバイスや、 他人からの…

本当も嘘もない、正解も間違えもない

先日、 友人から写真集が送られてきました。 被写体は踊り手。 そのダンサーの言葉に、 本日のタイトルはあります。 「本当も嘘もない、 正解も間違えもない」 理解不能なような言葉ですが、 物事の心理をとらえているように思います。 世の中を、 本当と嘘…

現代という戦争状態

現代社会の中で生きていく、 と、いうことは、 競争という生き残りをかけた、 小さな戦争(競争)状態にある、 と、いってもいいと思います。 そういった意味で、 高度に現代化され、 洗練されていく社会に、 違和感を覚えるような人は、 少なくないと思いま…

型にはまった人生、 と、いう言葉がある。 本来、 人の人生なんていうものは、 型にはまろうが、 型から外れようが、 どちらでも良いものだ。 つまり、 人生は、最終的には個人が決めることだからだ。 だけども、 昨今の日本は、 型にはまった人間は、 生き…

孤独と非孤独の自殺

愛されも、 憎まれもしない。 独りぼっち。 孤独。 僕の持論も含まれるけど、 人間は、 完全な独りぼっちになってしまうと、 自殺はできない。 だれか一人でも、 自分の死に関心が無ければ、 死ねない。 完全な孤独状態で、 自殺する人の方が少ないと思う。 …

雪は、 全てのものを白くする。 汚いモノも、 綺麗なモノも、 公平に真っ白にしてしまう。 池のほとりのバラック小屋も、 その近くにあるゴミ山も、 近くの葦が茂る場所も、 整然とした木の密度が低い雑木林も、 全てを白くしてしまう。 まるで、 救世主のよ…

美しいモノ

僕は少なくとも、 自分が服飾に関してはアマチュアだと思ったことはありません。 突拍子もなく変なことをいいましたが、 世の中美しいモノは、 時に人の心を奪ってしまいます。 そんなモノを、 時に目にします。 僕は、 常にそういうモノに目の焦点が向いて…

久しぶりの曲紹介 2

寒い日が続きます。 秋なんか無くて・・・ 秋を通り越して冬がやってきました。 朝起きるのも億劫だったりしますが、 朝の切れるような寒さには、 独特の清々しさもあるような気がします。 そんな憂鬱と、 清々しさが混ざったような曲があります。 salyuが歌…

ブログタイトルについて

『死にたいブログ』 と、いうタイトルでは、 少し語気が強いように思いましたが、 実際、 自分が辛い状況に追い込まれていて、 つい検索してしまう言葉は、 「死にたい」 と、いう言葉でした。 「死にたい」 と、検索してしまった先に、 このようなブログが…

くり返す四季のごとし

生きることは、 くり返す四季のようだ。 誰かがそのようなことを云ったような、 自分の生活の中から、 そのようなことを思ったかは覚えていないが、 生きること全般は、 くり返す四季のようだ。 スポーツなどで例えると判るかもしれない。 つまり、 毎日練習…

螺旋

螺旋という構造物はとても美しいと思う。 螺旋は人工物も自然物にも存在するが、 どちらもとても美しい。 例えば、 人工物では、螺旋階段などが美しい。 必美を満たした、無駄のない構造が美しいが、 使用する場所などは考慮が必要であろう。 自然物などで云…

青空と空言と猫

今日は午後から晴れた。 冬の空気だ。 切れ味か増している。 体調がよくなくて、 昼過ぎまで寝てしまった。 いい歳して何してるんだ、 と、思ってしまう自分と、 病気だし、寝るのは脳を休めるし、 悪いことではない、 と、思う自分がいて、 結局は、 寝坊が…

戦地に赴くことと日常

東南アジアでの戦争中、 戦記ものなどで伺うフレーズがある。 インドネシアやフィリピンで、 森や動物、海や川。 「こんなきれいなところで、 どうして戦争なんかしなくちゃいけないんだ」 「戦争さえなければ良いところなのに」 そうして、 誰に看取られる…