久しぶりに曲紹介です

琉球民謡。
八重山地方の代表曲にして難曲である、
月ぬ美しゃ(つきぬかいしゃ)です。

http://www.youtube.com/watch?v=uY5B7CUYrpc&feature=related


おおまりさんとは先日お会いして、
とても明るい、感じの良い方でした。

おおまりブログ
http://oomari34.at.webry.info/


とても奥深い曲を、
とても綺麗にうたっていて、
時々、聴いてしまいます。


この画像の曲は、
おおまりさんが東京の神田(だった気がします)、
にいたころに東京でうたったものだそうです。
3年ほど前だとか。



月ぬ美しゃの歌詞です。
ウィキペディアより)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88%E3%81%AC%E7%BE%8E%E3%81%97%E3%82%83



つきぬかいしゃ とぅかみっか

月ぬ美しゃ 十日三日

〈月が最も美しい一三夜―――まだ満ちていない頃〉



みやらびかいしゃ とおななつ

女童美しゃ 十七ツ

〈乙女が最も美しい一七歳―――まだ成熟していない頃〉

ほーいちょーが



二.

あがりからあがりょる うふつきぬゆ

東から上がりょる 大月ぬ夜

〈東から上る 満月の夜〉



うちなん やいまん てぃらしょうり

沖縄ん八重山ん 照ぃらしょうり

〈沖縄を 八重山を 照らしてください〉

   ほーいちょーが



三.

あんだぎなーぬ つきぬゆる

あんだぎなーぬ 月ぬ夜

〈あれほどの美しい月の夜〉



ばがげら あしょびょうら

我がげら 遊びょうら

〈みんな今日は宴をしよう〉

   ほーいちょーが



四.

てぃらぬ うふだんが いちゅばな

寺ぬ大札んが 絹花

〈寺の大札に 絹のような花〉



くがにばな さかしょうり

黄金花 咲かりょうり

〈黄金のような花 咲かせてください〉

   ほーいちょーが



五.

びらまぬやーぬ あんたんが

ぴらまぬ家ぬ 東んたんが

〈愛しいあなたの家の 東側に〉



むりくばなぬ さかりょうり

むりく花ぬ 咲かりょうり

ジャスミンの花を咲かせましょうね〉



うりとり かりとり なつぃきばし

うり取り 彼り取り なつぃきばし

〈それを採り あれを採るふりをして〉



びらばぬやーぬ はなぶんなー

びらまぬ家ぬ花ぶんなー

〈愛しいあなたの家の花〉

   ほーいちょーが



六.

みやらびやーぬ むんなんが

女童家ぬ 門なんが

〈娘の家の門のそばに〉



はなしみてぃさしば きりおとし

花染手布ば 切り落し

〈花染めの手ぬぐいを落として〉



うりとり かりとり なつぃきばし

うり取り 彼り取り なつぃきばし

〈それを採り あれを採るふりをして〉



びらばぬやーぬ みまいす

女童家ぬ 見舞いす

〈娘の家に伺います〉

   ほーいちょーが