日常の戦争

この日常は戦いであると思う。


常に人は何かと戦っていて、
本当の戦争のように死ぬことこそ無かれど、
あんまり大きな差はないのかも知れない。


個人個人で戦うものは違っていても、
平等のように戦いがある。


生きているうちは、
この戦いから逃れられないのだ。


だから、死んでしまったら何て楽なんだって、
本当に思ってしまうことがあるかもしれない。


だが、
死ぬような思いをしたからこそ見えてくる、
生きることへの執着というものがあるように思う。
つまり、
辛いけれども死なないでみたら、
見えてくる新しい何かがあるのだ。


そんなに絶望ばかりでもないのだ。


日常という戦いからの降り方は、
「死ぬ」以外にも、
仕事を辞める、でも、
学校を辞める、でも、
なんとでもなる。


とにかく生きてみることを続けてみる。
ご飯を食べる、
寝る、
水を飲む、
用を足す、
それだけでもいっこうに構わない。
それだけでも尊い「生」なのだと思う。


だから、
今日も肩の力をぬいてぼちぼちマイペースで。