けんかできる幸せ

ずっと震災のことを考えている。
また、
あの孤児になっても、
炊き出しを手伝っていた男の子は元気だろうか、
とかも・・・。


普段するけんかなんか、
とっても些細なことで、
でも、
相手や自分を傷つけたりするけど、
そのけんかもできなくなってしまったら、
とっても辛い。


過言だとは思うけど、
もしかしたら、
けんかするために生きてるんじゃないかなぁ。


居なくなってしまったら、
誰ともけんかすらできない。


残された人間は、
けんかして、
言いすぎたりして相手を傷つけたこと等を、
一生、謝れずに後悔しなければならない。


生きていれば、
けんかしても、
何度でも謝ることができる。


自分自身が死んでしまったら、
謝れないし、
誰かが死んでしまったら、
その人に謝れない。


「あの時はごめんね」
とか、
「怒ってくれてありがとう」
なんて、
たった3秒の会話なのに、
はずかしくてできない。
でも、
それをするために、
生きなくちゃ。


一人じゃない。
だって、
あの人にも、
この人にも、
みーんなにお世話になったから。


ぼちぼちマイペースでいこう。