自分は変わらない、変えれない

エミネムという歌手がいる。
僕はアメリカン・ミュージックやそういった類のモノは、
今はあんまり好きではないが、
彼が出演した映画8マイルや、
インタビューから、
とても重要なメッセージが受け取れる。


彼は、
いわゆるプアー・ホワイトで、
プレス工場で働いていた。


そんな彼が、
紆余曲折あり、
アメリカ音楽界で確固たる地位を築くわけだが、
彼のインタビューなどから伺えることで、
とても気になる、人間として誰もが思う疑問、
に応えるコメントがあった。


「有名になってからは、外に出るたびに、
キャー!エミネムよ!すごいわ!
と、いって写真をとられたりしていた。
でも、本当のおれはプレス工場で、
同じ機械で何回も同じ作業を繰り返してきたエミネムと同じ人物なんだ、
そのプレス工場の自分に、
キャーキャーいって近づいてくる女はいないだろ?
同じエミネムなのに・・・・」


人間の核心をついたコメントで、
一部の人はギクリとするコメントではないだろうか。


僕の知っている尊い人たちは、
自分が、プレス工場員でもスター歌手でも、
そのように自分のおかれる立場が変わっても、
自分というものを崩さない人たちだ。


と、僕にはそういう意味で尊敬できる人がたくさんいた。


僕はちょっと前まで、
意識的にそういう人になりたいと思っていたけれど、
今は自然とそうなると思う。


どんなに自分のおかれる状況が変わっても、
僕は僕を崩さないと思う。


今日も明日も、
できることできるだけ、
ぼちぼちマイペースでいきましょう。