大きく見せようとすると、小さく見える

能ある鷹は爪を隠すと云いますが、
人間、自分を大きく見せようとすると、
かえって、小さく見えるものです。


よく、
自分の話ばかりする人は嫌われる、
とか、
自慢話をする人は嫌われる、
とか、
そういった類の話はよく見聞きするところです。


あるいは、
良かれと思って、
自分を大きき見せようとしていても、
それは逆効果であると云ってもいいかもしれません。


要するに、
自分の身長以上のこと(自分の許容範囲)はできないということで、
背伸びをすることに、
得することはないということのようです。


また、
背伸びをしないまでも、
自分が人より優っていると考えるあまりに、
自己アピールというか、
自分を大きく見せようとすることは、
一つもかっこいいことはないかもしれませんね。


逆を言うと、
小さく見せるということは、
自分への評価の予防手段(人間関係を保つ手段)として、
あるいは、
賢く、
あるいは、
少々ずるい、
時があるかと思います。


例えば、
「自分は馬鹿だから詳しいことはわからないんだけど、
自分はこう思う」
と、自分の意見を言いやすくして、
かつ、
他人から批判を浴びづらい立場になって意見することができるということです。


自分を大きくみせるも、
または、
自分を小さくみせるも、
どちらが良いかどうかは別として、
自分を小さく見せたほうが、
世の中の人間関係がうまくいくことも多いかと思います。


要するに、
謙虚さを忘れてはいけないということなのだと思います。


明日も、
初心を忘れずに、
ぼちぼちマイペースで。