決めた信念、でも心が変わることも可 −山本太郎氏、小泉純一郎氏−
この病気になると、
死にたくなる。
でも、
ただ、のうのうと生きることも必要だし、
そういう人がいてもいいし、
そういう人がいてもおかしくない。
そんな世の中だ。
ただ、
生きようとする信念は必要で、
そこにしがみついて、死なないことも、
この病気には必要な時がある。
山本太郎氏は、
昨今の行動に問題があるとされた。
それは、
政治活動に天皇を利用しようと誤解されたことだ。
(本当に利用しようとしたかったは話は別だが)
最初は僕も世間と同じ意見で、
山本太郎氏の行動は間違っていた思った。
しかし、
本当に彼は、心の底から原発の存在に反対をしていて、
その気持ちの強さから、
行動が行き過ぎたのだと思う。
でも、
それは原発を無くしたいといく信念から起こしたもので、
完全に悪というわけではないと思う。
本気だから、信念だからというのは悪くないと思う。
小泉氏は、
総理大臣だった当時、
原発推進の立場にあった。
総理大臣として、
経済の面から優先すべきと考えていたのだと思う。
世論も、そういう方向があったことも事実だ。
(原発推進が信念だったかは不明)
だが、
現在、小泉氏は原発反対の立場にある。
その反対の気持ちは強い。
それは、
2011年、3月11日の大震災に由来する。
この日を境に、
考え方が変わるのは、もっともなことだ。
普通に考えると、
考え方が変わり、節操がないと思われるが、
信念が良い方向に変わる場合もある。
良い方向に変わるのであれば、
節操ないのではなく、
オッケーだと思う。
人間の意見とは変わるものだけど、
それが一般に良いものであればいいと思う。
ただし、
生きるという信念は変えてはならない。
どんな形でも生きること。
そのことだけは忘れてはいけない。
季節の変わり目なので、
無理せずぼちぼちマイペースで。