悩み
今回は、
このブログでは殆どしたことのない、
自分についての悩みを、
この場で吐き出してみたい。
誰にも制作の邪魔をされたくない。
しかし、
自分はどうだろうか。
この沖縄の地は、
自分に流れる血に沿うものであろうか。
しかし、
よそ者がこの地に来て染めるものも、
やはり本物の一種であり、
その観点から生まれるものも、
間違いではない。
このことを理解せずにナイチャーとして差別されるのは、
(悪意がない場合でも区別はする)
辛いこと。
でも、
仕方ないこととも思う。
何故なら、
自分本来の生活様式から逸脱していて、
中途半端になっているところもあるからだ。
つまり、
四季の無い沖縄にいるからであるかもしれない。
一番の悩みは、
新緑の青(薄い黄緑)、
夏の潮風(地元の。具体的に云えば、
江の島出口から稲村ヶ崎あたりまでバイクで通った時の潮風)、
秋のもの悲しさ、神社やお寺での雰囲気、
雪に耐える満了の実と蝋梅の花の香りを・・・
忘れることはできず、
自分のDNAに組み込まれていること。
(これができない現状は、とても苦しい)
沖縄に合わせているのではないだろうか。
(では、地元ではできているのか?)
その上、この地だからって差別されたら、
邪魔をされるのと同じだ。
僕は、
沖縄で作業を続けるべきか、
地元で作業を進めるべきか、
二つの終点を往復する振り子のように、
行ったり来たりしている。
(どちらも正解)
(あるいは不正解かもしれない)
その振り子の内容は、
僕の染の起源は沖縄であることは間違いがなく、
また、
僕の起源が地元にあることも間違いがないこと。
現在、
僕が作品で「色」が思い浮かばないのは、
人間関係からくるストレスがあり、
その弱った心には、
容易に、こういった地元とのギャップなどの、
繊細な感覚に影響を及ぼし、
自分の制作の邪魔をして、
蝕む。
こういったことを、
誰にも相談ができないのが辛い。
答えがでなくてもいいから、
誰かに相談したい。
(真面目に相談を受けてもらい、その人なりの意見を参考にしたい)
ぼちぼちマイペースで。
(次につづく)