くり返す四季のごとし

生きることは、
くり返す四季のようだ。


誰かがそのようなことを云ったような、
自分の生活の中から、
そのようなことを思ったかは覚えていないが、
生きること全般は、
くり返す四季のようだ。


スポーツなどで例えると判るかもしれない。


つまり、
毎日練習をしていると、
調子の悪い時も良い時もある。
また、
練習を続けることで、
一日ではなかなか破れない自分の殻も、
三か月もしたら、
形になっていたりする。


このように、
毎日何かをつづけるという日常生活を送ることで、
調子が悪く、
なかなか成果が伸び悩む時期を、
「冬」
とするならば、
調子が上向きで、
成果も伴う時期は、
「春」
と云い換えられるのではないか。


しかし、
毎日何かをつづける日常生活をおくることで、
「春夏秋冬」
をくり返しながらも、
長い目で見れば、
全体的には右肩上がりになり、
人間的に成長できるのではないか。


このように、
日常生活で何かを続けるという作業は、
とても困難のようだが、
くり返す四季のような日常に耐えてこそ、
花実は結ぶのだと思う。


「つづける自信がない」
と、云うかもしれないが、
毎日、
「生きる」
と、いう行為をつづけていることを忘れてはいけない。


なんにせよ、
つづけることは大変・・・。
ならば、
焦らずぼちぼち行くに限ります。