薬の適正量とある程度の患者責任

メンタルの病気において、
病気の状態を見極めた上で、
薬の種類を選択し、
さらに、
薬の量を決定することは、
臨床を重ねた精神科専門医でも難しいと言えます。


まずは、
自分の症状に合った薬を選択して、
症状の重度を見極めた上で、
適正量の薬を処方しなくてはなりません。


ですが、
いくら経験を重ねた医師でも、
患者の顔色を見ただけでは、
薬の種類や適正量を決めることは至難です。
ですから、
患者も、自分の症状を詳しく医師に伝える必要があります。
メモをとっておいて、
気が付いたことを忘れないようにして、
それを医師に伝えることも大切です。


医師は、
患者の意見を参考にして薬を処方出来ますし、
患者は、
自分の現在の体調をメモしたり医師に話すことで、
自分がどういった体調なのかを、
客観的に判断することができて、
気持ちの整理につながります。


つまり、
患者は早く良くなるために、
医師に協力する姿勢が重要になる、
と、いうことです。
そうすることで、
投薬治療の他にも、
何か医師の方から提案が出てくるかもしれません。


投薬療法において、
薬の量は、
多すぎても、
薬によって正しい思考が遮られ、
体調が悪くなり、
逆に、
少なすぎても、
薬効(薬の効果)が足りずに、
体調が悪くなってしまいます。
つまり、
自分の体調に合った適正量を見極める必要があります。


少しでも、
明日が楽しみになれるように、
とりあえず、
今日できそうなこと・・・
なんでもいいので、ぼちぼちマイペースでいきましょう。