人生は死ぬまでの暇つぶし

「人生は死ぬまでの暇つぶし」
と、いう言葉があります。


楽観できなかったり、
境遇により、
共感出来ない人もいるかもしれませんが、
個人的には、
この言葉に共感を覚えます。


なにも悲観主義を批判するわけではないですが、
悲観=ネガティブ、
楽観=ポジティブ、
と、いえなくもないです。
こういった、
ある程度のポジティブ・シンキングは、
人生において必要だと思います。
だから、
「人生は死ぬまでの暇つぶし」
と、いう言葉に共感を覚えます。


人間社会だけではなく、
広い視点で考えてみると、
生きていることそれ自体の意味すらあやふやです。


お金を稼いだから、
社会的地位を手に入れたから、
オリンピックで金メダルを取ったから、
その人が他の人よりも幸せかどうかは、
話が別で、
「何のために生きているのか」
と、問われた時に、
人間が生きる意味を本質的に答えられる人は、
居るとは言い難いと思います。


つまり、
仮に金メダルを取ったとしても、
それは近代以降において、
人間が人間のために勝手に決めたルールの中で存在意義があるだけで、
生命が生きるためには切り離してもいい要素であるということです。
言いかえると、
金メダルを取ること自体を、
人生の暇つぶしと云ってもいいと思います。


解釈としては、
人生で悩んでいることの多くが、
「生きる」
と、いう生命体の最優先行為の上では、
「暇つぶしにすぎない」
のではないでしょうか?
つまり、
「生きることを最優先に考えれば、
人生の悩みなんてちっぽけだ」
と、いうことではないでしょうか。
そういった、
居直りにも近いポジティブ・シンキングは、
いろいろ考えてしまい悩んでしまう要素を、
潔くシンプルにしてくれるもので、
時には必要なことに思います。


本格的に寒いですが、
明日もポジティブ・シンキングで、
ぼちぼちマイペースでいきましょう。