大きくなろう、大きくなれる

僕は、
21歳で重度のうつ病や、
それに付随して、
その他の多くの精神疾患の症状が現れ、
死ぬことを切望し、
生きることをほとんど諦めていた。
たった4年前の話だ。


自分の思考能力が、
病気と、
大量の薬により奪われ、
廃人のような暮らしをしていた。
つまり、
寝たきりの生活をしていたのだ。


活発で、
多感な時期に、
このような生活しかできず、
自殺年慮は激しかった。


しかし、
病気から4年経過して、
今では、
精神的にもいろいろ成長して、
人間として豊かになれた。


病気をしてよかったとはいえないが、
意義のある辛い経験であったと思う。


現在、
被災者の方々は、
今を生き抜くことで精いっぱいであるはずなので、
意義のある辛い経験なんてことは、
考えられないと思う。
でも、
この辛い経験が、
日本の皆を大きくすることは間違いないことに思います。


僕も、
病気になった当初は、
半分諦めてしまっていましたが、
それでも腐らずに、
それでも諦めずに、
毎日を、
ぼちぼちマイペースで生き抜きました。
そうしたら、
辛いことの中にも、
幸せだと思えること・瞬間が増えました。


すぐに元の生活には戻れないかもしれませんが、
状況は少しづつ良くなって行くはずです。
病気になった僕も、
まだまだ回復の途上ですが、
すこしづつ元気になってきました。


被災地の皆さまも、
焦る気持ちを抑えて、
少しづつ、
少しづつ、
出来る範囲のことを、
ぼちぼちマイペースでやってきましょう。