赦せない人 

石原慎太郎東京都知事を、
僕は赦すことができない。


今、被災地やそれを支援する人たちを、
勇気づけるような文章を書きたいが、
どうしても赦せない。


以前から、
石原慎太郎の症状として、
サイコパスという精神疾患を持っていることは、
確信めいて感じていたが、
今回は、
そうであっても赦されない。


サイコパスウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%91%E3%82%B9


先ほど、
ビートたけしも、
石原慎太郎と同じようなことを言っていて、
同じような思考回路の人が少なからず居ることが、
とても残念であった。


石原慎太郎の発言の要旨は以下のようになる(朝日新聞)。
東日本大震災に関し
「日本人のアイデンティティーは我欲、
津波をうまく利用して我欲を一度洗い流す必要がある。
やっぱり天罰だと思う」
と、述べた。
理解不能であって、
到底、
赦せるとか、
赦せないとか、
そういう問題ではない。


被災して、
親が見つからず、
親の生存を信じて探し続けて、
そんな厳しい中でも、
自分の仕事を見つけて、
炊き出しの手伝いをする中学生が居た。


そんなに生きることに一生懸命な少年に、
石原慎太郎は平然として、
「我欲があるから、
天罰が下ったんだ」
と、言うのだろう。
僕は、
この男を赦せない。


さらに、
石原慎太郎はこのように続けた(朝日新聞)、
アメリカのアイデンティティーは自由、
フランスは自由と博愛と平等。
日本はそんなものはない、
我欲だよ。物欲、金銭欲」
と、指摘した。


後日、メディアによって、
アメリカ国民は、
「略奪が起きない日本の状況に驚いた」
という内容の放送があり、
「むしろ、
こういう状況下で略奪(ある意味で物欲)が起こるのは、
アメリカである」
と、アメリカ人が言っているのだ。


(ただし、
新自由主義を推し進めるアメリカにおいても、
物欲、金銭欲が先行してしていると云っているわけではない。
日本とは文化が違うのだから、
比べることが難しい)


以上のことから、
石原慎太郎がイメージしているアメリカは、
単なる虚像にすぎず、
公に、
自分の無能さを露呈したことになる。
また、
被災地の日本人の謙虚で一生懸命な姿勢が、
テレビ等で全世界に放送されることで、
日本人が、
日本が、
いかに素晴らしい秩序を持っているかを証明できたのではないか。


さらに、
石原慎太郎は、
「我欲に縛られた政治もポピュリズムでやっている。
それを(津波で)一気に押し流す必要がある。
積年たまった日本人の心のあかを」
と、述べた。
完全に自分を棚に上げた、
理解不能な発言である。


我欲に縛られた政治の主犯格である、
本人(石原慎太郎)が、
どうしてこういうことを言えるのか、
人間味のかけらもないセリフである。
石原慎太郎は、
海外視察でクルージングに出かける(税金で)、
我欲の塊の政治家の中でも、
我欲以外の何物も持ち合わせていない人物であることは、
断定的に云える。


僕は、
今日、涙をながした。
前述した、
親が見つからなくても健気に頑張る少年を、
思い浮かべてしまう歌を聴いたからだ。


ハンバートハンバートyoutube
『同じはなし』

http://www.youtube.com/watch?v=15dJtvSMC6k

歌詞


どこにいるの?

(窓のそばにいるよ)

何をしてるの?

(何にもしてないよ)

そばにおいでよ

(今行くから待って)

話をしよう

(いいよ、まず君から)

どこにいるの?

(君のそばにいるよ)

何を見てるの?

(君のこと見てるよ)

どこへ行くの?

(どこへも行かないよ)

・・・ずっとそばにいるよ

それから

僕は君を見つめ

それから

いつもおなじ話




どこにいるの?

(となりの部屋にいるよ)

何をしてるの?

(手紙を書いてるの)

そばにいるの?

(でももう行かなくちゃ)

話をしよう

・・・・

それから
僕は君を見つめ

それから

泣きながらわらった

さようなら

ゆうべ夢を見たよ

さようなら

いつもおなじ話


ぼちぼちマイペースでいきましょう。