雲はいつの間にか動いている

雲をながめていることある。


雲なんてのは、
ずっと見ていても、
なかなか動かなくて、
とても、じれったく思ったりする。
でも、
しばらく目をはなしてしまうと、
雲はいつの間にか遠くに行っている。


災害の復興も、
似たようなところがあるのではないか。


一生懸命すごしていると、
いつの間にか、
事ははこび、
復興が少しづつ、
かつ、
いつの間にか進んでいるのではないか。


雲をいつまでもながめていても、
事ははこばないし、
辛いことを注視しすぎると、
よけいに辛くなることもあるかもしれない。
また、
それらの事柄は、
急には良くならない。
まるで、
浮かんでいる雲のように。


ぼちぼちマイペースで、
出来る範囲でやっていこう。