過大表現

よく過大表現を目にする。
広告目当てにしか思えない時もある。


僕は歌歌いのcoccoさんが大好きだ。
で、
最近本屋に行って『パピルス』という雑誌に、
コッコさんの特集がされていた。
この雑誌、昔に買っていたことがあったが、
過大表現に嫌気がさして、
買うのをやめた。


コッコさんを紹介する時に、
「平成の大巨人cocco
と、紹介されていた。

「平成の大巨人」って表現自体が抽象的すぎて、
こっこさんがどんな人なのか、
ぜんぜん意味が判らなくなってしまう。


こっこさんが身長がものすごい大きいなら意味が通じるけど、
確かに、彼女の影響力たるやすごいだろうけど、
この誇張された「平成の大巨人」って表現に辟易した。
「しゃ、昭和の大巨人は?明治は?」
と、つっこみどころ満載で、
なんとも薄っぺらな表現に思う。
で、
こっこさんの特集なのに1パッセージも読まなかった。


こういう過大表現や、
自分を大きく見せようとすることって、
見たり、聞いたりする側としてみたら、
まるで嘘つきのように感じて、
対象に猜疑心が先行して生まれてしまい、
それが先入観になり、
その人がどんな人なのか?
などの本質があやふやになってしまう。


なので、
表現は適材適所、選んで使っていくべきものなのだと思う。


今日は雨で憂鬱。
でも、
こんな時こそ、
出来ることを出来る範囲で、
捗らないのはあたりまえ、
と、開き直って、ぼちぼちマイペースで行きましょう。