本日の朝日新聞、天声人語より

今年は原発事故の影響で、
作付けできなかった田んぼも多いらしい。


ある農家は、
飛来した燕のために田んぼに水を張ったそうだ。
「田んぼに泥がなきゃ、巣をつくるのはむずかしいんのではないか」
・・・その農家の話である。


限りなく人間らしい、
もしくは、
日本人独特の感覚かもしれない。
限りなく優しい。
その人は、
人間の生命活動において、
自然がいかに大切さを知っているからこそ、
自然とこのようなことができるのだと思う。


こういった、
残酷な事態に対して、
原発を認めた国、それを追認した司法、
あとは運用をしていた東電は、
どのようにおもうのであろうか?


多くを奪われて、
それでもなお、原子力を利用するのであろうか。


もっともっと、
優しく生きていけるはずである。
それを考える機会なんだと思う。


千里の道も一歩が大切。
そして、
それを辞めないで、続けることが大切。
とりあえずは今日と明日のことを重ねること。


ぼちぼちマイペースでやっていきましょう。