亀は、ゆっくりと成長したほうが長生き

先日の新聞記事に、
野毛山動物園に、
ワシントン条約で輸出入が禁止されている陸亀がいるとの記事があった。


その亀は原産国のインドネシアでも、
個体数は100以下で、
絶滅の心配がある。


野毛山動物園には、
この陸亀がつがいでいて、
近く繁殖させたいとのこと。
で、
インドネシアから生物学の先生を呼んで、
陸亀の健康状態をチェックしてもらったそうだ。


その結果、
「成長が早すぎる、
餌をもっと栄養価の低いものにかえないと早く死んでしまう」
と、言う旨のコメントをしたようです。


なるほど、
と、思った。


「ゆっくりと成長、大人になった方が長生きできるんだな。
きっと人間もそうだ」
確かに、
粗食の人間の方が長生きだ。
現代の飽食にはまった人は命が短い。


野毛山動物園陸亀は、
小松菜から干し草に食料が変わったらしい。
小松菜で贅沢しちゃってる状態にあるその亀が、
妙にいじらしく見えた。


亀に教わった気分。
「そんなに急いで何処いくの?
ゆっくり必要な分だけ食べたらいいじゃない?」


ゾウ亀なんか、
たしか300年くらい生きたはずだ。


長く生きたいかどうかは別として、
長生きの秘訣は、
亀のゆっくりとした生活にあるようだ。


亀に見習う、
亀ライフを目指して、
今日もぼちぼちマイぺ−スで。