似非科学

似て非なるものとかいて、
似非。
『えせ』と読みます。


似非科学という概念は、
英語の文献とか読んでると、
けっこう出てきます。


アメリカ等の文献では、
非科学的なことには否定的であることが、
多いように思えました。
冷笑的な見解といったイメージ。


アメリカ人の知人に言われて気が付きましたが、
日本では、似非科学とか、
化学的根拠の芳しいものに対して、
否定的ではなかったりもします。


例えば、
占い等がそうだと思います。


あんなに非科学的なことを、
例えば、
朝のニュースとかで、
今日は血液型がB型の人はラッキーですとか、
普通に放送している所から伺えます。



でも、
そういった似非なものは、
似て非なるものであっても、
似てはいるのだ、
と、いうことが重要なんだと思います。


自分が生きていく上で必要なものは、
理屈や科学で説明できない部分は必ずあります。


科学的に説明ができないから、
似非科学で、
それが全てにおいて悪いものではないのだと思います。


理屈や科学で説明できない、
生きていく上で重要な、
自分の中の感覚というもの。


それを尊重して生きていくことは、
時にストレスで、
先の見えない不安なモノですが、
そうやって道を切り開きながら、
生きていくしかないんですね。


そう、
ぼちぼちマイペースで。