たった一言が心に刻むこと

思い起こしてみると、
自分の信頼する人や、
相談しやすい人の、
たった一言で、
その後の人生が変わるということがあると思う。


例えば、
思い起こしてみれば、
僕は高校の時は野球部の活動にのみ心血を注いでいたので、
今思えば、勉強がかなりおろそかになっていた。


勉強でちゃんとした所に進学できる自信もなかったし、
興味もなかったので、
当時はスポーツ・トレーナーになるつもりでいた。


しかし、
体育の先生に相談しに行くと、
「普通の大学に行ってから、
それでもトレーナーになりたいならなればいい」
と、いわれ、
てっきり賛成されると思っていた僕は、
「なるほど、
今の自分は苦手な事から逃げているだけかもな」と思い、
野球部を引退してからの、
遅いスタートながら受験勉強をはじめた。


勉強を始めると、私立の受験しか考えていなかったので、
科目も少なく、順調に成績は伸びて行って、
学年のテストでは私立受験全体の2番を取ったりした。
(それまでも成績がとても悪いわけではなかった)
それが、災いしてか、
センター試験前には推薦で大学への進学を決めていた。


今思えば、
もうちょっと勉強してもよかったとは思うけど。


その先生と2年前に再会したとき、
「そんなこと言ったっけ」
と、無責任なことを言われたけど、


「あの時の一言が、
あって今の自分がある」


と、いう場面は、
誰しもいくつかはあるはずである。


言われて救われた、
とか、
考え方を良いほうに変えられた、
とか、
人生の基点になった、
とか、
そういう場面だ。


日々の生活をしていると、
そういう事は忘れがちだけど、
もう一度思い出してみて、
自分自身の事だし、
モチベーションの維持につながるかもしれない。


これからしばらく、
厳しい天気が続くようです。


体調を万全にすることは、
とても難しい時期ですが、
体調優先で、
ぼちぼちマイペース、
できる範囲でいきましょう。