精神疾患の回復への道 ―3つの守りたいこと―

先日、友人から、
僕の友達がうつ病になったから、
なにかアドバイスが欲しいと言われた。


これは一度、このブログにも書いたけど、
とても重要なことなので、
もう一度書いておく。


1)休息をとること
2)時間をかけること
3)環境を整えること


の、3つが重要だ。


1)十分な休息や睡眠は、
脳の回復を促す一番の薬と言える。


2)回復には時間がかかるので、
焦らずに時間をかけて、
休んだりすることを心がけるのが重要。


3)環境を整えるとは、
その人が一番安らげるというか、
ストレスを感じない状態での治療を行うことが大切です。
今のストレス因子から逃げることも重要です。
例えば受験で失敗して死にたいのなら、
一回すっぱりと受験勉強をやめてみて、
元気になってからまたトライする方法もあります。


ただ、
渦中にいると、
以上の3つのことは分かっていても辛いものです。
死んだほうがいいと、
何度も考えるかもしれません。


でも、
とにかく3年間我慢してみてください。
それで、
周りからなんと言われようが、
好きなように寝て、
好きなようにできることだけをやって、
自分に甘く、
心を休めてください。


きっと回復を実感する時がくると思います。


そうすると、
生きる楽しさを少しでも感じられる瞬間を、
見つけることができたりします。



これだけ苦しい想いをするのだから、
生きているうちは、
思いっきり自分に甘くしてみてくださいね。
(わがままとはちがいますよ)


そうして、生きる道がみつかったら、
死ぬのをやめて、
生きようとし始めるものです。


そこからが、
第二のつらい生活のスタートです。
思うように動かない自分と、
やりたいことの葛藤です。


ここまでで5年目くらいでしょうか。


医師曰く、
10年経てばかなり仕事もできるようになる、
とのこと。

5年過ぎてからの、
頑張りが今後の展開に差ができるのだと思います。


5年目くらいまでに、
自分の好きなこと、やりたいことだけを、
うすらぼんやりと考えているといいとおもいます。


だから、
その日まで、
自殺したい気持ちを抑えて、
一日一日をなんとか乗り越えて、
それこそ、
ぼちぼちマイペースでいけたらいいのではないかと思います。