起きてしまったものは仕方がない

失敗は起こるものだ。


で、
だいたいの人はクヨクヨしてしまうし、
その後の汚名挽回をしようと焦ってしまう。


焦るとよけいに良くない場合が多い。


誰でも焦るし、
反省はするべきだけど、
重ねて失敗が起こりかねないので、
過剰に反省する必要はない。



起こさないように気を付けても、
失敗等は起こってしまったら仕方がないのだ。


(その失敗が起こらないように最大限の努力をしても、
それでも失敗は起こる)


その時に、
その失敗を最大限に意義のあるものにするには、
その時の反省の気持ちと、
どうすればその失敗を次に起こさないかすぐに考えることだ。


(分っていても、なかなかできない難しいこと)


(その失敗は、
隠さないようにしなければならないが、
前回の日記のようなブラック企業などでは、
失敗を上層部に報告しづらくなっている。
・・・なので、
そういった普段から圧迫されて委縮した気持ちで仕事をしていると、
失敗は報告されづに揉み消される。
・・・そうなると、
組織としてやっていくには機能不全に陥り、
余計に統率がとれなくなる。)


上司にミスを報告する場合において、
部下は上司に真摯に報告することに対して、
上司としては感情的になってもプラスになることはない。


相手の気持ちになり(つまり、余計に失敗を起こさせないために委縮させない)、


「起こってしまったものは仕方がないが、
今回、なぜ失敗が起こったと思うか?」


と、尋ねたり、


「次に失敗をしないように、
あなたならどうしたいか?」


と、尋ねたりするのが良いのだと思う。


・・・失敗を反省しているのは誰でも一緒のはずである。


次に失敗しないようにするのは本人だけなので、
その本人がどうすればいいのか考えさせる事が重要だ。


今朝はこのようなニュースがあった。


飛行機の離着陸時の重要インシデントで、
離陸する飛行機と着陸する飛行機の距離が、
150メートルほどまで急接近してしまい。あわや大惨事になっていた。


その場面では操縦士と管制官は心臓が止まる思いをしただろうが、
通信レコーダーの中での会話は、
失敗が起こった直後から、
管制官と操縦士の中での反省の言葉が始まっていて、
なぜこのようなことが起こったのか整理しているように思えた。


感情的になったりすることは無かった。
(焦ったり、感情的になっていたら、
もしかしたら大事故になっていたかもしれない)


こういった、
人命にかかわるような失敗から、
小さな失敗までたくさんあるとは思う。


失敗が、
起きてしまったものは仕方がない。


その後でどうするか?
もしくは、
どうしたらよいかを導いてくれるようにしたらいいのだとおもう。


焦らずにいきましょう。


ぼちぼちマイペースで。