弟子の失敗は親方の失敗 − 部下のミスは上司のミス −
失敗を繰り返してしまう人がいる。
単純に失敗しやすい人もいるかもしれないけど、
失敗しない環境を作ることも大切に思う。
部下の失敗を、
そのまま部下の責任にする人が多すぎる。
それでは、
同じ失敗を何度も繰り返すと思う。
もし、
部下の失敗は上司の失敗と考えれば、
自分が失敗しないように、
部下ができるまで仕事を根気強く教える必要がある。
また、
部下のミスを自分(上司)のミスと考えられない人は、
威圧的な態度や言動があるかと思うので、
そうなると、
部下は萎縮して、
余計にミスがでる。
また、
その仕事が嫌いになる可能性も高い。
また、
教えきれないのでわれば、
それは部下の能力の問題より、
自分(上司)の教育能力の問題だ。
この文章を読んで、
「それはオカシイ」
と、いう人は多いと思う。
少なからず、
僕もそう思うところはある。
しかし、
日本は(海外もだけど)、
その失敗を個人の責任に押し付ける傾向があると思う。
確かに、
失敗のフィードバックは大切だし、
個人のミスは避けて通れない。
しかし、
個人のミスは組織のミスでもあるとも思う。
一人で失敗を引きずる必要はない。
(理想論と言われかねないけど)
無関心はコミュニケーション(人間関係)をだめにするし、
コミュニケーション(人間関係)をだめにすると、
組織をだめにする。
ならば、
他人(部下の失敗)に無関心ではいけない。
部下のミスが自分のミスと受け入れ、
他人のミスに関心をもつ必要があると思う。
(自分がミスをしないように、と、同じくらい)
(完全に受け入れることは無理なので、
そういう概念があるということを、
頭にいれておくことが大切だと思う)
自分の成長は部下の成長でもあると思うし、
部下の成長は自分の成長でもあるのではないかと思う。
常識のある良好な関係を保ちたいものだ。
上に行くほど横暴は良くない。
ぼちぼちマイペースで。