器用貧乏

器用貧乏、という言葉がある。


まさに、
今の僕を象徴しているかのような言葉だ。


僕が今抱えていることは、
第一に染物、
第二に英語、
(一応、第三にバドミントン?)
だ。


どれもこれも、
そこそこ、
こなせている。
(と、いうか一般的にみたら結構こなせている)


しかし、
どれもこれも一流ではない。


これは、
まさに器用貧乏なのだということに、
最近気がついた。


僕は、
染物で生計を立てていきたいのだ。
英語や他のなにかのものは、
はっきり言ってお荷物になってしまっている。


つまり、
染物を気にしながら、
英語を気にし、
英語を気にしながら、
染物をきにしているのだ。


これでは、
どれも一流になれない。
集中力が欠けてしまうのだ。


この時、
必要なことは、
重荷になっているものをおろして、
自分はこれをやっていて、
これならできる、
と、いうスペシャリスト・タイプになることが必要なのだと思う。


つまり、
なにか一つだけ持っていればいいのだ。
いくつも物事はいらないかもしれない。


これは、
健常な人でも、
そうでない人でも当てはまることにおもう。


注意をそらさず、
集中できるような環境をつくることができて、
仕事なりが楽しくなるのは、
一つのことにしっかり集中することだと思う。


器用であるがゆえに、
貧乏になってしまう・・・
自分に当てはまるからこそわかる、
スペシャリストの素晴らしさ。


気持ちが軽くなるこの考え方には、
生きるためにヒントが隠されていると思った。


さてさて、
と、いっても、
スペシャリスト・タイプが良いことがわかっても、
明日からすぐにはできないもの。


だから、
今日と明日くらいの今現在の状況を、
ぼちぼちマイペースでやっていくしかありませんね。