被災地と僕らの生活

あの地震の日から、
そろそろ2年が経過しようとしている。


本当に、
昨日あったかのような出来事だ。


被災地では、
あの日と何も状況は変わっていない、
厳しい状況が続く。


反面、
東京、神奈川を含めた関東では、
ほとんど震災前と暮らしは変わらない。


ほんの数百キロいっただけで、
福島の被災地に到達するほど、
東京から被災地は近い。


しかし、
選挙は個人的な意見があるので触れたくはないが、
昨今の状況を鑑みると、
どうしても、
東日本大震災の被災国ではないような振る舞いが目立つ。
また、
日本は原爆の被災国でもある。


自民党は、
あいも変わらず、
憲法を改正して、国防軍をつくるなど、
経済にも、被災地にも役にたたない、
的はずれな素っ頓狂なことを滔々と語り。


民主党は、
ふにゃふにゃの意見の集まりで、
実行力がなく、
結局なにがしたいのか、
何ができるのかわからないままだ。


維新などは、
とても恐ろしい過激な右派にしか思えない。


これから日本はどうなってしまうのか。


例えば、
社会保障費が削減されてしまうと、
経済的に弱くなりがちな、
精神障害者
身体障害者
高齢者の暮らしはどうなってしまうのか。


政府がどうしたい、
こうしたい、
と、その考えが伝わってこない。


この選挙には、
なにも期待できないのか。


被災地では、
精神的に追い詰められて生活している人が多いと聞く。


特に、
5歳以下の子供をかかえている親の内、
福島内で、
その4分の1が県外に脱出できていないという。


それは、
身寄りが遠くにいない、
経済的な理由など、
理由はたくさんあるはずだ。


僕らがいつもおくっている何気ない生活があっても、
たった300キロほど先には、
先の見えない暮らしをしている人たちがいる。


これから日本はどうなっていくのか。


考えなくてはならない。


すぐには状況は変わらないけれど、
今日も考えていかなくてはならない問題だ。


ぼちぼちマイペースで。