余震 −自分のしたいことと現実にできることについて−
大きな余震があった。
まるで、
忘れ去られそうな被災地に、
また目を向けてほしいとの叫びのようであった。
今現在、
僕らの生活は震災の前に戻ったといってもいいかもしれない。
なら、
今現在の自分が被災地にできることはなんだろうか。
僕のような仕事では、
仕事が直接、震災の役にはたたない。
ただ、
物理的な体力はあるとおもうので、
手伝える仕事もあると思う。
でも、
僕には精神的体力はないので、
どのように対応できるだろうか。
ここで考えることは、
自分のできることと、
そうでないことがあるということ。
被災地が望んでいても、
自分の能力以上のことを支援しようとしても、
かえって迷惑をかけてしまわないか心配です。
理想はいつでも持ちますが、
自分のできることとすり合わせていくことが必要で、
できないことに対してストレスと考えることは、
あまり良いことではないですね。
それは被災地への対応とともに、
自分の日常生活にも必要な考え方に思うのです。
自分のできそうなことと、
現実にできそうなこと。
冷静に考えてみて、
自分の本当にできそうなことの実現こそが、
自分も、
他人も満足できることなんじゃないでしょうか。
被災地のことと、
自分のこと、
できることと、
現実。
嫌々や、
義務感ではなく、
自分からすすんでできることなら、
続けられるはずです。
続けられる喜び。
ぼちぼちマイペースですね。