なかなか「このままで良い」と、思えない −現状満足の大切さ−

人間、
「このままで良い」
とは、なかなか思えない。

 
「このままの状況が変わらなくても良い」
と、いう意味なのだけど、
平穏な生活をおくりたいと思っている人でさえ、
来年は今年より良い年であれば・・・
と、思ってしまう。


なかなか、
「このままで良い」
とは、思えなくて、
「もっと良くしていかなくては」
と、思う。


逆に、
「悪くなる」
事さえあるのに、
「このままで良い」
とは、
なかなか思えないものです。


悪くなるくらいなら、
今のままでいい。


そう思えるくらいなら、
とても余裕があるかもしれませんね。


前向きに、
「このままで良い」
と、いう考え方ができたらいいのだと思います。


例えばですが、
日本の経済は、今や頭打ちの状態で、
新興国などを含めて、
競争が上手ではありません。
ただし、
他国と比べても確かな技術等があります。


「ゼロ経済成長」
と、いう概念があります。


たかだか1〜2パーセント前後の経済成長に、
何兆円もお金をつぎ込むよりも、
現在ある日本の経済力や技術力を駆使して、
今の生活をより良いものにするのではなく、
維持していく考え方です。


現状で満足することの賢明さというものも、
あるかと思います。
その上で、
自分が何ができるかを考えても、
有意義に思うこともあります。


年末で忙しい気分ですね、
浮足立ってしまいます。


こういう時こそ、
自分のペース、
ぼちぼちマイペースでいけたらいいのだと思います。