2012年度の自殺者数、3万人下回る

2012年度の自殺者数が、
15年ぶりに3万人を下回った。


日本の総人口が緩やかに減少を始め、
人口母数が減ったとしても、
3万人を下回ったことは大きい。


ただし、
依然として2万7766人が自殺に至ってしまった、
悲しい現実は何も変わらない。


理由ははっきりとしていないが、
首都圏での自殺者数が減少した。


東京都、神奈川県、大阪府の順で減少に転じた割合が多い。
(全体では9.4パーセントの減少)


政府・自治体による自殺防止の活動が良い方向に向いたのか、
ゲートキーパー等)
社会的風潮から、
自殺者が減ったのかはわからない。


しかし、
繰り返すが、
毎年、約3万人が自殺に至っている。


自殺してしまえば、
自分に乗りかかっているすべての苦しみから、
解放される気がしてしまう。
しかし、
あえて語気を強めて云うならば、
それは独りよがりかもしれない。


自分で死ぬ。
自分としても、
納得いかない方法で死に至っているケースがほとんどのはずだ。


「借金が払えない」
「病気が辛い」
「異性間の問題で辛い」
「人間関係で辛い」
「勉強が辛い」


そういった理由で死んでしまう。
辛い現実から逃れたくて死んでしまう。


確かに、
一人では立ち向かうことができないかもしれないが、
必ず、あなたのことを心配してくれる人がいる。
必ず。


そして、
その人たちの力をかりて、
辛い現実に立ち向かうことができるのだと思う。


人間は必ず死んでしまうけど、
自分で死んでしまうことは、
一番、本人としても納得のいくものではないと思う。


辛い、
厳しい、
けど、
立ち向かう。


立ち向かう力が出ないときは、
誰かに頼る。


頼れる人がいないときは、
専門家にアドバイスを受ける。
=頼れる人を作る。
(行政から社会保障を受ける、
命の電話に電話する、
どんな方法でもいい)


人間は生き物。


ご飯を食べて、
寝る。


これが一番大切で、
どんなに幸せだと思っている人も、
そうでないと思っている人も、
生きるためには、
同じことをする。


これでいいじゃないですか。


死ななくても、
いいじゃないですか。


気分が落ち着くようになれたら、
またゆっくり歩きだせばいいんです。
それまでの我慢ですよ。


すぐには良くならないので、焦らす。


毎日の事ですが、
ぼちぼちマイペースでいきましょう。