入社1年で辞める新入社員、君たちは社会をなめている? −本当にそうだろうか−

週刊現代に、
「入社1年で辞める新入社員、君たちは社会をなめてないか?」
のタイトルがおどった。


本当になめているのだろうか?
1年で辞めてしまう人が続出してしまう社会こそ、
おかしいのではないか?


日本の雇用、会社文化は欧米と比べると、
明らかに劣っていると思える。


過労死する者が後を絶たない、
異常な一日の労働時間、
それに合わせた残業代金を払わない慣習、
働く方もそれに逆らわない、逆らえない環境、
いじめ、
仕事以外に何もできない生活、
会社に身をささげて貢献して当たり前の雰囲気、
むしろ、ささげた方が偉いような雰囲気、
公務員たたき、
女性の労働問題、
女性が働きながら育児をする環境づくりがないこと、
女性が働くことへの偏見、
男尊女卑、
ブラック企業での労働、
などなど…。


挙げたらきりのない、
おかしな日本文化の労働慣習。


自分が何を求めているのか、
自分はどのような労働をしたいのか、
どのような労働なら納得するのか、
今、自分に問いかけている人は多いと思う。


後は、
労働している人間の繋がりなどの希薄さも挙げられる、
首都圏などの都市部に労働していると、
会社の人としか交わらずに生活することが可能だ。


例えば、
農村地域に住んだ場合、
地域住民との距離感は近く、
地域で協力していかなくては生きていけない。
(例えば、地域の人30人で、野焼きの作業をしたりする、
ような助け合いだろうか)


なにも農村に住めというわけではないが、
もっと自分の納得できる就労条件が、
社会的に広まってもいいのではないかと思うのだ。


自分の時間のほとんどをなげうって、
死ぬまで会社に貢献する必要は本当にあるだろうか?


たしかに、
我慢して、辞めたいと思った会社で何年か働いて、
社会経験を積むのもいいかもしれないが、
続くひとはまれだし、続いても3〜5年前後、
もっと続く人は、もっとまれだ。
つまり、
自分の納得できる仕事を選んだ方が長続きするはずだし、
自分も楽しいはずだ。


そういった、労働を楽しいと思える仕事を探すために、
新卒でも会社を辞めてしまうことはあるかと思う。
今や、そういう時代だと思う。


一般的に、
高収入の人は尊いとされる慣習も問題に思う。


年収の手取りが1000万円なら、
細々と生活できる人が3人は生活ができる。


300万円で生活していくことは、
細々だが、
その生活に満足しているならば、
僕は、こちらの生活を選ぶ。


お金と満足いく生活かは、別の問題だ、
と、いわれる根底は、
いかにして自分らしくいるか・・・
だと思う。


自分も満足のいく生活をしたい。
今の生活は、自分に合っていると思う。


もっと経験、修行をつんで、
もっと内容の濃い生活をしていきたい。


例え、一般的には、
貧乏な生活だとしても。


今日の積み重ねで毎日が出来上がっていきますね、
肩肘張らず、ぼちぼちマイペースで。