睡眠障害と罪悪感

うつ病患者の方なら誰もが味わう感覚だと思います。



うつ病ですと、
本当に午前中が何もできません。
自分の意志も何も関係なく、
ベッドから起き上がることができません。


僕は、病気になって5年と3カ月ですが、
今日は午前中いっぱい、
激しい抑うつ感に襲われて、
成すすべもなく、ベッドにはりついて、
動けず、
うなり声をあげるくらいでした。
なんとかしようと、
頓服の薬をのんでも、
火に油を注ぐようなもので、
無意味なのが通例のような感じ。


そうして午後になり起き上がると、
一見すると健常者にしか見えない振る舞いですから、
この病気の認知が広がらないのも仕方がないのかな、
とか、
別段、あんまり意味の無いことを考えてしまいます。


で、
こういった午前中や午後、夕方まで及ぶ抑鬱状態を越えた後、
絶対に頭によぎるのが罪悪感です。
つまり、
「なんでこんな自慢までグースカ寝てるんだ、
世の中の人はこんなに怠慢じゃないぞ」
とか、
「一日を寝て無駄にすごしてしまった。
なんて役立たずな馬鹿なヤツなんだ」
とか、
そのような感じの罪悪感です。


でも、
罪悪感を感じてしまうのもわかりますが、
それはそれとして、
病気なんだから仕方がないことなんです。
(まぁ自分でも病気だから仕方ないって思えるのですが、
どうしても罪悪感ってわいちゃうものなんです)


今日はお休みですが、
さっき起きたばかりなのに、
もう3時です。
罪悪感に駆られている最中ですが、
仕方のないことです。


だから、
開き直って、
今日もぼちぼちマイペースにいきます。