ハンバートハンバート 『荒神さま』 ー理解、配慮の大切さを考えるー


ハンバートハンバートは大好きですが、
この歌の無神経というか、
無慈悲なところが大嫌いです。


言い方が悪いのを承知でいうと、
嫌悪感をいだきます。


歌詞は以下のような内容です。


「押入れの隙間からひそひそと声がする
天井の節穴から声だけが聞こえてくる、
眠れずに起きだして、
耳をすませば
おめえ、さんざんたらふく食って、お礼もいえねえのか
おめえ、さんざん贅沢して、働きもしねえで、
おめえ、食うもの食ってごろごろして殿様気取りか、
黙っておれば、このごくつぶし」


入院して大変な人、
働けるような状況でない人にとって、
この歌は心に痛いです。
また、
実際、ニートや引きこもりも、
本人も周囲の人も悩んでいるはずなので、
この歌詞はひどいと思います。



世間では、
働くざるもの食うべからず、
なんて言葉はあるのでしょう。
あまりに無慈悲です。


必要な場合の社会保障を削るような意向の政治家もおおいですし。


でも、
僕らからしてみると、
健常者のような生活がおくれることは羨ましいところもありますが、
病気が快復するまで見守って、
あるいは、手助けしてほしいです。


理解、
配慮の大切さを考えさせられた歌でした。


明日もぼちぼちマイペースで。