瞬きのような世界

宇宙の誕生、
光の速度、
地球の年齢、
人生の内の一日、もしくは一時間。


自分の感じている世界は、
大きな大きな視点で考えると、
とても一瞬の出来事だ。


地球誕生からの歴史から考えて、
僕ら人間が生きている時間なんて、
本当に、僕らのする瞬き一回くらいのものだろう。


その、
地球や宇宙などの途方もない時間の中の、
たった一瞬の中にいる奇跡的な出来事。


どうやらそれが生きること。
(つまり、
その一瞬の瞬きの中で、同世代で生きている人間といきること)


でも、
そんな、ある意味ちっぽけな時間の中でも、
自分のできる範囲で、
自分の与えられた境遇を利用したり、抵抗したりしながら、
それで生きていく。


瞬きの一瞬は、
普段、生活していると何も思わないような自然なことだけど、
それが無いと生きてはいけない。


要するに、
瞬きのようなその時間の中で、
自分がどのようなことを、
出来る範囲、
出来る時間、
出来ること、
から選んで生きていく。


その瞬きの一瞬の間にだ。


プロサッカー選手の本田圭佑選手は、
それが良く分かっている人に思えた。


彼は、強い意志で、その一瞬の瞬きに抵抗して、
今のようなパフォーマンスを見せている。
また、子どもにも夢を与えている存在になっている。


その瞬きの中できれいに光っている。


しかしながら、
その瞬きの中では、
誰しも本田選手のようにいくことは難しい。


ようするに、
自分なりの瞬きの中での生き方があるはずだ。


それは、どんな形でもいいのだと思う。


つまり、
人それぞれの形がある。


病気と闘う、
勉強する、
会社で働く、
学校に行く、
などの、
ごく日常でもあるようなことでも、
その瞬きの中での生き方がある。


良くても、
悪くても、
人間の世界は、
宇宙や地球の歴史からみたら、
ほんの一回の瞬きにすぎない。


ならば、
小さな失敗なんて、
とるに足らない。


自殺するほど苦しむ悩みも。
いつかは改善する日がくるし、
もしくは、改善するような、そんな日もある。
(大変なことはたくさんあるんだけど)


自分のできること、
それらをわかっていて、
それで瞬きを最後までやりとげればいいのだと思う。。


出来ることを、
出来る範囲で、
ぼちぼちやることです。