死にたい人へ

一日一日の大切さ −24時間でリセットされる毎日と病気の事−

24時間でリセットされる。 良い日も、悪い日も、 それらが続く日も、 24時間で一回、とりあえずリセットされる。 新しい一日。 一日は長いようで短く、 積み重ねはあっという間である。 そういう一日をどのように過ごすかは、 人それぞれだし、 毎日、を…

冬季型うつ、季節性うつ その2 −冬季型鬱には第二波がある−

冬季型うつ、季節性うつには、 第一波と第二波があるように思える。 例年の経験から、 そう思うのだ。 第一波は10月ぐらいにおこる、 夏もおわって、 「暑い」感覚が終わり、 物悲しくなる上、 日照時間が夏至(今年の場合12月21日) になるまで短くなり…

自分の状態に気が付くことの大切さ (統合失調の概念は難しいですが) 

いわゆる、 統合失調状態かもしれない。 僕の場合、 一つの物事にこだわりすぎて、 と、いうか、 一つの物事が気になりすぎて、 他の事を含めて、 バランスよく行動ができないし、 バランスよく考えられなくなることがある。 (今回の僕の場合、ちょっとお金…

いじめ後遺症 いじめ辛い −言葉の暴力のほうが治らない−

本日の朝日新聞の社会面(37面)に、 「いじめ後遺症」 のことが記載されていた。 仮に両者の合意のいざかいで喧嘩をして、 殴り合いをしてできた傷のほうが治りやすいかもしれない。 そう思った。 40歳の主婦の方の意見が印象的だった。 「バカ、キモイ…

すべてが嫌になっても −生きていることが一番大切だから−

生きてると、 なんだかすべてが嫌になって、 世の中で一番不幸なのは自分だと思えてくるときがある。 そういうときは、 たしかに自分はとても不幸なのだとおもう。 例えば、 僕の場合は、 染物の作業を朝始めて、夜終わる。 早朝に始めて深夜まですることも…

2012年度の自殺者数、3万人下回る

2012年度の自殺者数が、 15年ぶりに3万人を下回った。 日本の総人口が緩やかに減少を始め、 人口母数が減ったとしても、 3万人を下回ったことは大きい。 ただし、 依然として2万7766人が自殺に至ってしまった、 悲しい現実は何も変わらない。 …

死にたい 感情に襲われたとき

死にたい感情に襲われたとき、 僕はどうするだろう。 いろいろと方法はあるけれど、 まず、(1)種類はとくに特定せずとも安定剤などの薬を少量口にする。 そうすることで、半分プラセボで元気になる。 (2)誰かに話を聞いてもらう。 誰かに相談できた時…

不器用、器用と順序だって物事を考えること

器用貧乏で困った経験があります。 この3か月くらい、 自分で意識的に考え方を変えて、 だいぶん整理ができて、 精神的に安定した気がします。 やはり、 ひとつの物事に集中したほうが、 心は安定します。 あれこれ邪心のようなものが、 無くなるからかもし…

みんな「大丈夫」か、どうか判らない −未来へ考えること−

たいていのことは、 何とかなる、 大丈夫だ、 生きていける。 このことは、 なんとなく心の中ではわかっていても、 本当に、 「大丈夫」なのか判らない。 つまり、 先行きが見えないことで、 不安になってしまうのだ。 そういうときは、 漠然とした悩みに、 …

なかなか「このままで良い」と、思えない −現状満足の大切さ−

人間、 「このままで良い」 とは、なかなか思えない。 「このままの状況が変わらなくても良い」 と、いう意味なのだけど、 平穏な生活をおくりたいと思っている人でさえ、 来年は今年より良い年であれば・・・ と、思ってしまう。 なかなか、 「このままで良…

生活環境に変化がある時の良い点と悪い点

環境に変化があると、 それは、 とても良い場合に働く場合と、 悪く働いてしまう場合があります。 一般的に、 うつ病患者は環境の変化に弱いもので、 僕も、 最近でこそ免疫がつきましたが、 環境の変化に弱いです。 ですが、 うつ病患者は、 頑張ろうと努力…

現状をなるだけ楽しむに当たっての心構え

趣味を楽しむとか、 仕事を楽しむとか、 何かを楽しむことに意欲的になるには、 風邪をひかない等の体調面の他に、 メンタル面の体調を整える必要もあります。 つまり、 体が元気でも、 心が元気でなければ、 それは苦しいでしょうし、 もちろん、 心が元気…

他人は他人、自分は自分 ―他人と比べず、自分のペースを守る―

生活していると、 つい、 他人と自分の生活を比べてしまうことがあります。 誰でもやってしまいがちなことですが、 闘病している方は、 特に焦ってしまったりして、 他人の状況と自分の状況を比べてしまい、 とても悲しい気持ちになります。 でも、 できるこ…

古典的うつ病 メランコリー親和型

昨日のお話の続きです。 (一部、昨日の文章に似ているのは、 定義の比較がしやすいようにしている為です。) 古典的うつ病(メランコリー型)という定義は、ディスチミア親和型のうつ病と対比的(のような)存在で、中高年層(1970年以前出生?)に多い…

現代型うつ病 ディスチミア親和型

ディスチミア親和型のうつ病という定義は、 古典的うつ病(メランコリア型)、 と対比的(のような)存在で、 青年層(1970年以降出生?)に多いとされる、 うつ病の傾向のようなものだと思います。 現在、 うつ病の傾向や定義を知ることも必要なことか…

諦めていない内は大丈夫? ―荷物はできるだけ少なく―

とても辛い経験をして、 物事を諦めてしまうことを経験することは多いと思う。 その度に打ちしだかれたようなような、 悲しい感情になってしまう。 でも、 そこで諦めるか否かの善し悪しは、 本当のところは誰にもわからない。 辞めることで、得られるものも…

優しさいっぱい  ―お母さんを泣かそう―

うつ病になると、 とても自分を肯定するような思考にはなれない。 どうしても、 自分に対して否定的で自身が持てない。 時には、 それが過剰にマイナス思考になっていることすら、 自分で気がつけない時があり、 カウンセラーや家族に言われて、 初めて気が…

冬季うつ ―季節性うつの光治療による対策―

以前にも、 「季節性うつ病」・「冬季うつ」にかんしては、 記事を書きましたが、 僕も毎年この時期になるので、 どうしても対策が必要になってきたので、 僕が行った対策をここで紹介したいと思います。 個人的には効果がありました。 あと、 僕独自の冬季…

『g2』という雑誌に僕のインタビューが掲載される(予定です)

次号の『g2』という雑誌に僕のインタビューが掲載されるようです。 うつ病についてのインタビューで、 病気になって6年の経験を話しました。 『g2』のホームページ http://g2.kodansha.co.jp/ 次号は、 うつ病にかんして特集があるらしく、 このブログに…

逆転の発想 ―記念日うつ病―

逆転の発想がうつ病には必要です。 例えば、 僕の場合は11月にうつ病にかかってしまったので、 どうしてもこの時期は、 「病気になって何年だな」 と、考えてしまって、意識してしまい(無意識のうちに)、 結果として、体調をくずしてしまいます。 これを…

なにもしたくない 時もある

なにもしたくない。 なにもできない。 そういう時もある。 それがあるごとに落ち込んでいては、 前には進めないのではないだろうか。 たしかに落ち込む。 やる気のでないことはおおい。 病気で辛い。 いろいろあるとはおもう。 それでも生きていかなくはなら…

季節の変わり目 ―気候病ー

うつ病ですと、 春から夏への季節の変わり目、 夏から秋への季節の変わり目など、 季節の変わり目に体調を崩すかもしれませんので、 注意が必要です。 ただでえ、 季節の変わり目は体調を崩しがちです。 頭痛がしたり、 憂鬱だったりと、 気候の変化による、…

人間、死ななきゃ生きれるもんさ

普段あまり漫画を読まないけど、 「人間、死ななきゃ生きれるもんさ」 のクダリは漫画を参考にしています。 人間、死ななければ、 なんとか生きていくことはできる。 どんな形であれ。 と、いう意味で、 生きていれば、 小さな幸せを生活の中から見つけ出す…

優しい選択肢

優しい選択肢を選ぶことができない人がいる。 僕もそうだ。 つい、 厳しい方の選択肢を選んでしまい、 逆に、厳しい方の選択肢を選べなかった時、 自分を責めてしまう。 本当に厳しいことがいいことだろうか。 時には厳しさも必要ではあるが、 それが全てで…

成し遂げるという決意があれば不可能は可能になる

ナショナルジオグラフィック・チャンネルの、 『メーデー!航空機事故の真実と真相#6』 からの引用です。 強い意味合いのタイトルに思いますが、 とても優しい強い意思のものです。 つまり、 このブログの目的である、 「強い死にたい気持ちに苛まれても、…

常に失敗したという感覚 を抱くことがある場合

hatehei666さんの日記からヒントを得ての日記の更新です。 鬱病の典型的な症状例として(重度の場合も、軽度や治りかけの場合も)、 摂食障害、 睡眠障害、 集中力の欠如、 日々の活動への無関心、 常に失敗したという感覚を抱く事(過剰な不安感も含むと思…

〜しなくてはいけない、という状況

生活していると、 〜しなくてはいけない、 と、いう状況によく出会います。 会社に行かなくてはいけない、 病院に行かなくてはいけない、 学校に行かなくてはいけない、 などなど、 避けては通れないことが日常に溢れています。 ですが、 〜しなくてはいけな…

小さくても大きな存在

個人個人にとって、 小さくても大きな存在があるとおもう。 例えばお母さんだったり。 僕は、 先月登山にいって、 健気にも主張は強く、 小さくとも大きく、 そんな存在の高山植物をたくさん見た。 もともとは、 好きな染色作家さんが、 高山植物をモチーフ…

精神疾患の回復への道 ―3つの守りたいこと―

先日、友人から、 僕の友達がうつ病になったから、 なにかアドバイスが欲しいと言われた。 これは一度、このブログにも書いたけど、 とても重要なことなので、 もう一度書いておく。 1)休息をとること 2)時間をかけること 3)環境を整えること の、3つ…

精神疾患の薬のバランス その2 ―主作用と副作用のバランス―

主作用と副作用のバランスをとること。 これが、 うつ病やメンタル系の薬を飲んでいくことの、 難しさかもしれない。 例えば、 自分を例にするとこんなことがあった。 新薬のリフレックスという薬を、 主治医が、臨床のデータから、 僕に有効だと思って、 飲…